DVDライティング考察

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最近はDVDのメディアが安くなってきたので、書き込みする機会が増えてきたと思いますが、CDと比べて、DVDは性能が上がった分、けっこう適当に書き込みされています。
この文章をみると、「?」となるかもしれませんが、気になる人は続きを読んで下さい。



DVDは、CDよりもエラー訂正機能が高く、ある程度データが欠落しても復元できるようになっています。しくみは単純に考えると、下のようになります。
エラーがない場合:3 + 5 = 8
一部のデータにエラーがある場合:3 + ? = 8
上の一部のデータにエラーがある場合は、数字の一部が?になっていますが、前後の式をみれば、?の位置に5が入ることはわかります。つまりデータが一部欠落しても、ある程度の前後のデータと関連があり、復元できます。
その性能が、CDよりもはるかにDVDが高いです。しかしこれを反対にひっくり返すと、ある程度粗悪なDVDでも、エラー訂正機能があるから大丈夫ということになります。
実際に、中国や台湾と、日本との間には、DVDメディアの品質がここまであれば大丈夫というガイドラインに差があり、その認識の違いで海外産のDVDメディアは質がわるくなっています。
ただし、DVDのメディアだけで品質が変わるわけではありません。DVDのドライブと、書き込みソフトと、書き込み速度により、変わってきます。
具体的に書き込まれたDVDの品質を調べるために、ここでは「K's CD/DVD Probe」を使用します。このソフトはLITE-ON社ドライブが必要となります。
診断すると下記の数値とグラフが出てきます。さきにポイントとなる所を言っておきます。
1. PIのMAX値が250以下であれば問題はない。
2. PIFのMAX値が10以下であれば問題はない。
ただし、グラフにより、一部飛びぬけて高い異常値がでることがあるが、これは無視します。そこで、グラフを読み取るときは純粋にMAXの値を信頼しないようにします。そこで、とりあえず平均値でも見ればいいでしょう。また、一般的にDVDプレイヤーはエラー訂正機能の性能がPCよりも劣るため、DVDプレイヤーで見るためのディスクはより高品質につくる必要があります。
(記録品質の悪いディスクや傷などの読み込みにくい物は、途中で停止してしまいますが、この停止をしないで半強制的に再生をする、DVD-Video再生支援機能「PowerRead™」というものが、最近のパイオニア製ドライブについています。)

以下に、いくつかの例を挙げてみます。

その1。 SONYのDVDメディア + iMacで書き込み
mgdvd001-2.gif

この表をみると、PIも高いですが、PIFが10以下でないといけないのに、平均228あります。
PCでも読み取りできません。

その2。太陽誘電メディア + iMacで書き込み
TY-mac2.gif
この表をみると、PI平均483.5が、PIF平均5.06です。致命的なエラーであるPIF平均が10以下であるのでなんとか見れると思いますがよい状態ではありません。

その3。太陽誘電メディア + Winで書き込み
TY-win2.gif
ここでは「その2」で使ったまったく同じメディアを使用しています。書き込むハードのちがいでこんなにも違いが出ました。
このWINはNEC製ドライブを使用しています。このグラフは前半はさすが日本製メディア+日本メーカーのドライブといった理想的な状態でありますが、後半になって突然乱れます。
これは、DVDの書き込み速度を高速に設定すると起こる現象です。CD、DVDともに、書き込み速度を高速に設定すると、ディスクの外周と内週で1回転あたりのデーター転送量(秒間の書き込み)が大幅に変わるために、ディスクの書き込み回転数と、レーザーの強さを段階的に変えます。このときにムラが出てしまうのです。
ということは、安全に書き込むためには、1倍速や、2倍速ぐらいにしておいたほうが問題はおきません。

整理してみます。
書き込むディスク:当然国産がいいでしょう。国産は一般的に太陽誘電だけかな?
ハード:できれば、国産ドライブがいいと思います。特にパイオニアなどは安定しているそうです。ちなみにMacは、システムプロフィールで、搭載しているドライブのメーカーが表示されます。
書き込み速度:1~2倍に抑える。
書き込みソフト:わたしはB's Recorder を使っています。



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このページは、マスターが2007年10月 2日 14:19に書いたブログ記事です。

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